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最近の記事

よく見たら、1年半以上のご無沙汰でした。
最後の記事の日付にちょっと驚いた。。

最近は、オフィスのブログで書いていますので、
そちらにお越しいただけましたら幸いです。

カサボン住環境設計のブログ→ 「ボンボンカサボンカサボンボン」

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絵空事にご注意

130510b.jpg








今日、足立区で新築中の家の骨組みが組み上がった。
いわゆる上棟。
しかし最近の家作りでは、上棟と同時に上棟式とはならない。
工程の都合もあるし、施主も仕事を休めない。
もとより、上棟式が無いことだって少なくない。

だから、この現場も、もう少し建物が出来上がりに近づいた
来週の週末に上棟式を催していただく予定。
私たちの働きを労っていただけるのだから、
クライアントのお気持ちは本当に有り難い。

という訳で、今日はいつも通りの平静な現場に
午後に訪れて、いつもより少々長めに留まった。

忙しい、忙しいと1時間程度しか現場にいないことが多いのだが、
自分の描く図面が絵空事の頭デッカチにならないようにするためには、
頭の中で明確に想像することができない現場の様子を、
解像度の高い画像にブラッシュアップしなくてはならない。
そのためには、現場の作り手と言葉を交わすのが一番だ。

と、ここまで真面目に書いてみたものの、
今日の一番の話題は、すべてこれに奪われてしまった。
現場に向かうためにオフィスを出る直前、同僚が教えてくれた。
「ズボンのお尻が切れてるよ。」
あらま、大変。
とは言え今更どうすることもできず、裏からガムテープで応急処置。
と言ったって、丸見えですけど。
130510c.jpg

ある家の光熱費

130509a.jpg
昨日の話の続き、、、という訳ではないのだが、
ちょうど昨年の春から水道・電気・ガスの使用量を
モニターさせていただいている家がある。

この家の特徴は、40坪の平屋ということと、太陽光発電。

同じ床面積の総2階の建物と比べると、
表面積が大きくなるので、外気の影響が大きくなる。
冷暖房にとっては、不利な条件だ。

しかし、屋根の面積が大きくなるということは、
より多くの太陽光発電パネルを敷設することができるということ。
おかげで、定格出力で4.14kWのパネルを載せることができた。

もともと、省エネに興味をお持ちのクライアントだったので、
冷暖房が不利な条件にも拘らず、エネルギーの使用量が抑えられているうえ、
太陽光発電で創り出したエネルギーの余剰分を送電網に送り出している。

そこで、この1年の電気の購入分と売却分の金額を見ると、
・購入分の金額 = およそ 90,000 円
・売却分の金額 = およそ162,000 円
差額の−72,000 円が1年間の電気代。

うまい具合にガス代が1年間で72,000 円だったので、
1年間の電気代とガス代は、ほぼ 0円。
支払ったのは、水道代の 27,000円だけという結果となった。

1次エネルギーに換算し、平均使用量と比べてみると、
結果は、18%。想像以上の結果だ。

自分にできること、それしかできない。

連休の最終日の5月6日、
火力発電所の増設推進ついてのニュースがネットに掲載されていた。
政府が、最新鋭の石炭火力発電をつくることに本腰を入れたそうだ。

石油や天然ガスに比べて、石炭は安価で埋蔵量も豊富。
燃焼効率の開発も、まだまだ伸びシロがある状況だから、
「次世代の主力となる発電が確立するまでは、
 しっかりと石炭火力発電を極めよう」という考えは、
まぁ、真っ当な方針なのだろう。

しかし、化石燃料の使用を増やせば、CO2の排出量はどうしても増える。
全国の電力会社が売った電力量は、震災前の2010年に比べると、
2011年・2012年は、共におよそ5%ほど減っているのにもかかわらず、
発電のために排出したCO2は、30%近く増えている。
これは、日本全体で排出されたCO2のおよそ10%

原発による環境問題と、温暖化による環境問題。
あちらを立てれば、こちらが立たず。という、
如何ともしがたい相関図だ。

専門家ではないから、このことについて具体的な対策なんて想像もつかないし、
深入りしたところで、下手な考え休むに似たり。

いまわかることは、ただひとつ。
エネルギーに頼る度合いを減らすことは、
上記の問題に取り組むうえで、少なくとも確実に助けになるということ。

家づくりや日々の暮らしのについてできることを、
ひとつひとつ具体的な形にする。

他の分野は、他の方にお任せする。

ゴールデンウィークの過ごし方

ゴールデンウィークも今日で終わり。
今年は、、、といっても毎年そうなのだが、
夫婦そろって混雑の中で順番待ちをするのが性に合わないうえ、
子供がいないということもあり、特別に外出をするということはしない。

それでも、あえて今年の特徴をあげるなら、
休日モードで、規則正しく夜更かしをしながら4日間の連休を過ごしたということ。

午前中は、食材の買い出しや車の点検など、休日でないとできないことをする。
帰宅して、午後は設計中の家の図面描きに精を出し、
夕食の後は、ブログを書くか、図面の続き。
そして、夜も更けて客足が引いたところを見計らい、
近所のカラオケボックスで、キッチリ1時間1人カラオケ。
だいたい10曲前後を歌い、気持ちよく汗をかいたら、
帰宅してビールを1本飲んで、寝支度。
1日の締めくくりは、インターネットで動画を見る。
NHKオンデマンドから、夫婦そろってお気に入りの30分番組を1本。
そして寝る。

これが、ほぼ基本的なスケジュール。

なにより、室内を気持ちのよい風が吹き抜ける季節。
自宅のある小平市は、近所を玉川上水が流れていて、まだまだ緑も多い。
普段、都心のビルの中で図面を描くのとは、まったく異なるリズム感。
すぅーっと、自分の世界に入っていく感覚がとてもいい。

130506.jpg図面を描いている最中、私の背後では嫁がミシンを動かしている。
彼女の趣味が洋裁ということもあり、
私の着ているシャツの半分は、彼女が作ったものだ。
連休中は、夏に向けて私の半袖シャツを2枚制作中。
あとは、ネット販売でボタンを選び、取り付けたら完成だ。

今日は午後の短い時間、オフィスで仕事。
帰宅をしたら、先週借りたCDをTUTAYAに返しに行く。
今年の連休はこれでおしまい。

また明日からは、平日モード。
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書き手 たむら たかひこ。
家づくりの設計事務所、
カサボン住環境設計の主宰。
まちの設計屋です。

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